ただいま、コンテンツ作成中です。順次公開していきますのでお楽しみに。

~生神金光大神大祭をお迎えして~ あなたを、お待ちしています

 教主金光様は、「今月今日、私が 信心させていただきます」というお言葉をくださっています。信心は人任せにはできません。他でもないこの自分が助かるために信心するのですから、誰かに代わってもらうことはできないのです。この金光様のお言葉は、天地金乃神様の「取次の頼み」をお受けになられた教祖金光大神様のご態度そのものだと私は思うのです。
 安政六年、教祖様は、「家業をやめて難儀な氏子を取次ぎ助けてやってくれ」という神様のお頼みを、「仰せどおりに家業やめて、お広前相勤め仕り」とお受けになってお広前にお座りくださいました。この「取次の頼み」は「立教神伝」と呼ばれています。
 以来一六六年、現教主金光様も、教祖様の「仰せどおり」のご姿勢を受け継いでいくご決意を、この「今月今日、私が 信心させていただきます」というお言葉にこめておられるのではないでしょうか。

「よざし」とは
 さて、このたびの御大祭では、祭典後に『親神のよざしのままに』という「お道の歌」を歌います。

♪親神のよざしのままに♪
1 親神の よざしのままに 
  わが生神 金光大神   
  取次の  道立ちしより 
  代々よよを経て 今につづけり

2 神からも 氏子らからも 
  両方の 恩人なりと   
  親神の のらし給える  
  生神を 賛えまつらん  

3 神のひれ 木綿崎山ゆうざきやまに  
  照り映えて 日の光なす 
  取次の 道の霊光みかげを   
  とこしえに 仰ぎまつらん


 「よざし(依さし)」というのは「委任」とか「任命」という意味があります。私たちのいのちの親である天地金乃神様が教祖様にお頼みになった。それを教祖様がお受けになられてお取次が始まった。さらに、歴代の金光様が継承され、六代目の金光様が同じように御用くださっている。それが一番の歌詞の「今につづけり」の意味です。
 二番の「神からも氏子からも両方の恩人なりと 親神の宣らしたまえる生神を讃えまつらん」という歌詞は、「教祖が神の思いを人間に取り次いでくれるので、神は神としての働きが出来る。また、人間も神の働きを受けて助かることができるようになった。だから、あなたは、神にとっても人間にとっても恩人だ」と神様が教祖様をお讃えになられたお言葉です。そして、「このようにして開かれた御取次の道の光を、永遠に仰いでまいりましょう」と三番で歌うのです。

あなたでないと
 ところで、私は京都での学生時代に、ある有名な俳優さんの純喫茶でアルバイトをしました。面接で初めてお目にかかった時、「何か召し上がられますか?」とお尋ねになるので、私は「コーヒーを頂けますか」と申し上げました。すると、「あなたは合格です」とおっしゃったのです。「大抵の人はコーヒーでいいです、と答える。でもうちの自慢のコーヒーを、『○○でいいです』という言い方をしてもらいたくはありません。人にものを頼むにでも、『あなたでいいです』ではなくて、『あなたにお願いします』でなくてはいけませんよね。だから私は、あなたにアルバイトをお願いします」とおっしゃったのでした。
 「ぜひとも、あなたにお願いします。あなたでないとダメです」と頼み、お任せする。これが、「よざし」なのだと思うのです。

あなたにも「よざし」が
 このように、「親神のよざし」は、教祖様にかけられたものですが、私たち一人ひとりにも信心の願いがかけられています。それは、「誰でもいいから」ではないのです。「あなたに信心してほしい。あなたに頼みたい」と切に声をかけておられるのです。
 このたび、ご大祭のポスターには私の手紙を添えて通知しました。「年に一度の大切なお祭りです。あなたのお参りを心よりお待ちしております」と書きました。そうしたら遠方にお住まいのある方が、「お参りさせていただこう」という気になられて、早速新幹線の切符を取ったとおっしゃるのです。ありがたいことです。どこかの誰かのためのご大祭ではなく、私のご大祭なのだと感じ取ってくださったのだと嬉しくなりました。そうなのです。ご自分がおかげを受けるご大祭なのです。教会の先生がする大祭を手伝うのが御用ではないのです。

 先日、ご信者の皆さんたちに「皆さんは、たぶん、誰かから『あなた、御用してね』と声をかけられて御用が始まったのでしょう。それはきっと神様からの『よざし』と同じことなのですよね」というお話をしました。するとある方が、「美代子先生から『お装束のことをお願いね』と頼まれました」とお結界でおっしゃったのです。昔、母から「あなた、御用にあたってくださいね。おかげ頂きましょうね」という「よざし」があった。その「よざし」のままに今も御用を続けておられたのです。本当にありがたいと思いました。

響き合うように
 「あなたに頼みます」という「よざし」に対して、「はい、私が信心させていただきます」と受けとめる。これは、響き合うような対の関係だと思います。このたびの生神金光大神大祭では、それぞれにかけられている「親神様のよざし」を、「今月今日 私が、信心させていただきます」という心で、しっかりと受けとめることが出来ますようにと願っています。

(幅下教会 教会だより『健』生神金光大神祭号より転載)

記事のシェアはこちらから
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次